セブでバイクタクシーにぼったくられない方法!(簡単なビサヤ語講座も一緒に)

2019.05.17
交通

セブにはいくつかの移動手段があります。
ハバルハバル(バイクタクシー)はセブの移動手段の一つ。
タクシーよりも安く、渋滞をすり抜け目的地まで早く到達できることが特徴です。

但し、メーターがないため料金については常に運転手との交渉になります。
相手が旅行客と分かればほぼ100%ふっかけてきます。
ひどい時には相場の2倍、3倍の値段を言われることも。
言ってしまえば200円300円の話ですが、まんまとぼったくられるのも気分が良いものではないですよね。せめて相場に近い値段で利用したいものです。 

「英語も自信ないのに、セブの現地人と料金の交渉なんて無理!」と言うそこのアナタ。ご安心ください。面倒な文法など必要ありません。
ハバルハバルを主な移動手段としてセブで2年間生活している私が、交渉のコツをお伝えいたします!

※なお、他の移動手段(タクシー、ジプニー)との比較については下記のブログをご覧ください。

ハバルハバルの捕まえ方

ハバルハバルに乗りたい時はタクシーと同様、手を上げて止めます。
また運転手達にとっての暗黙の集会所のような場所があり、そこでは何台ものハバルハバルがお客さんを待っています。
そこに近づけば向こうから「モーター?」(モーターサイクルの事)と、向こうから聞いて来ますよ。

料金の相場

まず、念頭に置くべき料金の相場からご紹介します。
Km単位でお伝えするのは難しいですが、
およそ5kmで70PHP(約140円)、7kmで100PHP(約200円)
が相場の値段です。
タクシーの料金から考えると、その2/3ほどの値段として覚えておきましょう。

交渉のタイミング

交渉に入るのは常に出発する前です。
目的地を告げると、「いくら出す?」と向こうから聞いてきます。
そこから交渉スタートです。
(向こうから聞いてきているくせに、こちらの料金にはほぼ100% NOと言います。)

ちなみに、最もベストな形はそもそも交渉せずに出発することができ、目的地で相場の料金を無言で払い「See you♪」と立ち去ることです。
当たり前ですが、フィリピン人が利用する時は基本的に交渉にはなりません。
その為日本人でもこちらに長く住んで現地化してきた人は交渉せずに済むこともあるのですが、明らかに旅行者とわかる見た目だったり一般的な日本人相手には向こうから交渉してきます。

交渉のコツ

さて、肝心の交渉のコツです。
コツはシンプル。英語を一切使わないという事です。
フィリピン人は英語が公用語となっていますが、彼らも母国語は別にあり、日常会話では母国語を使っています。
あなたが勉強した英語を使うということは、
「私はセブに来たばかりの旅行者です!」と言っているようなものなのです。

そう、英語ではなく現地語(セブではビサヤ語)を使って交渉しましょう!
交渉すると言うと大げさですが、とっても簡単です。いくつかの単語を覚えておけば良いのです。次から見ていきましょう。

1.ビサヤ語で目的地を伝えよう

ビサヤ語で行きたい場所を伝える時は、場所の前に「サ」を付ける。これだけです。
例えばITパークに行きたければ「サ ITパーク。」 アヤラモールに行きたければ「サ アヤラモール。」 とても簡単ですよね? 

2.ビサヤ語で料金を伝えよう

目的地を伝えると、運転手が「ピラ?」と聞いてきます。
これが「いくら?」という意味です。
これに対しては、数字を言うだけで良いです。次の数字を覚えておきましょう。

10 ジス
20 バインテ
30 トラインタ
40 クアレンタ
50 シンクエンタ
60 セセンタ
70 セテンタ
80 オチェンタ
90 ノベンタ
100 ワンハンドレッド

(100は別にビサヤ語であるのですが、現地人は一般的に英語と同じ様に言っています)

1ペソ単位で交渉することはないので、上の数字だけ覚えておけば大丈夫です。
ちなみにビサヤ語の数字はスペイン語とほぼ同じです。
ビサヤ語を覚えるとスペイン語の勉強にもなっていることがあるので、面白いですよ。

100以上は英語でワン・〇〇と区切ります。
例えば120だったらワン・トゥエンティ。
150だったらワン・フィフティとなります。

3.ビサヤ語で断ってみよう

ビサヤ語で料金を伝えると、運転手は(この日本人、セブ歴長いな)と思い、3倍など過度にふっかけてくることはしません。
それでもある程度は高く言ってくることがあります。

そんな時は、「ディリ、ディリ。」(ビサヤ語で”No, no.”)
そして「キバオ コ。」(ビサヤ語で”I know.”)と言いましょう。
「本気で言ってるの?笑」という感じで笑いながら言うのがコツです。

するともう一度「ピラ?」といくらか聞いてくるので、先ほどの値段を頑固に繰り返すか、やや譲歩して10PHPほど高い値段を伝えるか。そこからはあなた次第です。

こうすることで、およそ相場に近い金額で利用することができます。

まとめ

・セブに慣れている感を出す為、英語ではなくビサヤ語で話す
・目的地を伝える時は、「サ ○○(目的地)」
・How much? は「ピラ?」
・数字もビサヤ語で。ちなみにスペイン語と同じ。
・No.は「ディリ。」、I know.は「キバオ コ。」。
・喧嘩してはいけません。「何言ってるの?笑」という感じで笑いながら。

おわりに

いかがだったでしょうか。
本日お伝えしたことを意識していただくだけで、ハバルハバルの利用にかかるストレスがぐっと減ると思います。

また、これは単に節約という意味だけではありません。
滞在する場所でコミュニケーションを取る際、現地語で話すというのは非常に大切なことです。
あなたが英語がペラペラだとしても、日本で出会った外国人が日本語で話しかけてくれたら嬉しく感じますよね。フィリピン人も同じです。
値切り交渉を通してコミュニケーションを取り、移動中に楽しく会話する。
そんな仲の深め方があっても良いんじゃないでしょうか。

最後にひとつ。
ここで大切なのは自分が「仕掛けたぼったくりにまんまとハマった日本人」にならない事です。 実際、フィリピン人は日本人よりも貧しい人が多く、中でもハバルハバルの運転手はフィリピンの職業においても低所得に入る方です。 その為、ケチケチせずに多めに支払ってあげることは間違っていることではありません。

ただ、運転手のふっかけた値段にそのまま従ってしまうと運転手は「騙してやった」という感覚を得てしまいます。
その為私は、実際に相場の値段で交渉をつけた後、到着してから10PHP、20PHP多く支払ったりしています。特に暑い日にはジュースを買ってあげることもあります。
これはどちらかというとチップの感覚に近く、予定よりも早く着いたり、移動中の会話が楽しく気分が良かった場合など感謝の気持ちとして支払っています。
もちろん相場の料金だけ支払うことも多いです。

こちらは私の考えですのでどうするかは各個人の自由ですが、大切なのは選択肢を持つこと。
ぼったくりに乗ってしまうだけではなく、きちんと相場の値段の上で楽しくハバルハバルをご利用ください。

なお、本記事は流しのハバルハバルを利用する場合についてです。
アプリ「Angkas」を使えば現在地まで呼び出し、元から設定された値段で移動することもできます。
そちらについては追って紹介いたしますので、しばらくお待ちくださいませ。

※フィリピンペソと日本円のレートは随時変更します。
日本円 フィリピンペソ レート
https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/convert/?a=1&s=PHP&t=JPY

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TakayamaHotsumi
7年前にフィリピン留学を経て1年間の世界一周バックパッカー。 中南米を中心に23ヶ国を周遊し日本に帰る。 現在はセブに拠点を移し、日本語教育に携わっている。

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