フィリピン人の英語力〜あなたの留学先はフィリピンで本当に大丈夫?

2019.08.25
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はじめに

フィリピン留学はここ数年で非常にメジャーな選択肢になってきました。しかしながら、「本当にフィリピン人から英語を学ぶことができるのか?」と疑問に思う方も少なくないでしょう。

『フィリピン人の英語力って実際どうなの?』という疑問に、お答えします。

・ちゃんと正しい文法を教えられるの?
・しかも、フィリピン訛りとかありそう…
・せっかく留学するなら、クオリティの高い英語に触れたい!

この記事ではこれらの疑問にお答えします。

まず結論をいいます。
『フィリピン人の英語力は、初学者にとっては十分高いレベル』
『英語レベルの高いフィリピン人から英語を学ぶことが重要』

詳細については以下で解説します。

フィリピン人の英語力に加えて、英語レベルの高いフィリピン人に出会う確率を高め、さらに留学先としての評価も解説していきます。

目次(この記事は約3分で読めます。)

フィリピン人のほとんどは英語を理解することができる

フィリピンはアメリカに占領されていた歴史的背景があります。
そのため、フィリピンで話される現地語のほかに、英語が広く浸透しています。

また、フィリピン人は、小学校から英語教育を受けます。
さらにテレビ番組や街の看板、レストランのメニューや商品のパッケージなどは、英語で書かれていることがほとんどです。
そのため、フィリピン人は自分の島の母語のほかに、英語を理解することができます。

英語を使用する機会が非常に多いので、日本人にとっても英語学習に適した環境と言えるでしょう。

フィリピン人の英語の訛りについて

では、スピーキングや発音はどうでしょうか?
発音については、きちんとトレーニングを受けていない限り、フィリピンの訛りが入っていることがほとんどです。
レストランのスタッフやタクシーの運転手は英語を話しますが、かなり訛っています。

語学学校の先生やアメリカ向けのコールセンターで働くフィリピン人は、一般のフィリピン人よりも英語の質はもちろん高いですが、正直に言うと人によって様々です。

そのため、留学する学校をフィリピンで選ぶ際は、講師が発音のトレーニングを受けているかどうかが重要になります。

授業のカリキュラムとして、「発音クラス」を設けている学校は、それだけ自信があるということなので、「発音クラス」の有無は一つの判断基準になります。

きちんと発音のトレーニングを受けたフィリピン人は綺麗な英語を話すことができますが、そうでないフィリピン人の英語は訛っています。

フィリピン人の英語はスピードが遅い?

ネイティブに比べると、英語のスピードは少し遅いです。

これは『本物のスピード』を求める超上級者にはデメリットになります。

一方で、英語初心者の方にとってはメリットになります。

スピードが遅い=聞き取りやすい ということなので、講師がどんな文法や単語を使って話すのか、しっかり確認しながら自分の勉強をすることが可能です。

フィリピンで英語を勉強して、ネイティブにも通用する?

通用します

ちゃんとした語学学校のフィリピン人講師であれば、発音や文法のトレーニングを受けていますので、まったく問題はありません。

実際、多くのアメリカ人やイギリス人、オーストラリア人がフィリピンでビジネスをしていますし、フィリピン人も問題なく彼らと英語でコミュニケーションを取っています。

リモートワークで、アメリカ企業に務めているフィリピン人も増えており、スカイプ等のテレビ電話で流暢な英語を話します。

ちなみに、一般的な義務教育を受けただけの日本人の英語は、そのままではまるで通用しません。

それこそ訛っているフィリピン人よりも、通じません。
ローマ字読み、カタカナ英語で喋るくらいなら、訛ったフィリピン人に教わるほうが100倍有効かと思います。

英語力の高いフィリピン人から教わるには?

留学先の学校によって、講師のレベルは様々です。
どこの学校も「質の高い講師陣!」と宣伝していますので、ホームページを少しみただけではわかりませんよね。

大規模校は新人講師も多い

大規模な学校はたくさんの生徒に合わせて、講師もたくさん雇う必要があります。
そのため、レベルの低い新人講師の数も必然的に多くなります。

発音クラスのある学校は英語に自信アリ

発音は、発音の良い講師のいる学校でしか教えることができません。
きちんとしたトレーニングがされている学校である確率が高いです。

バギオは他の地域に比べて平均的な英語力が高い

これは体感レベルの話になりますが、バギオはその歴史を振り返ると、特に発音において訛りが少ない傾向にあります。

フィリピンはかつてアメリカの占領下にありましたが、その前はスペインによって支配されていました。
そのため、フィリピンの現地語はスペイン語によく似ています。英語を話すときもスペイン語のようなアルファベットの発音になっている人も多く見られます

しかし、バギオは高地にあるため、スペインの占領から地理的に防衛しやすい環境にありました。そのため、後にアメリカがやってくるまでスペイン語の影響を他の地域よりも少なく抑えることになったのです。
(これは余談ですが、こうした経緯もあってバギオの教会はアメリカ式のものが多く、海に近い地域ではスペイン式の教会のデザインが多く見られます。)

こうした経緯もあって、バギオの英語講師は、他の地域よりもレベルが高いと言われていることがあります。

おすすめの留学先・語学学校は?

『それで、どこがオススメなの?』 という疑問も当然あるかと思いますので、上記を踏まえた上でオススメの語学学校をいくつかご紹介しておこうと思います。

1. Philinter / セブ

http://philinter.org/

歴史のある学校で、学校の質が高いです。
アットホームな学校で、スタッフや先生との距離が近いのも特徴です。

授業のコースも豊富なので、生徒の希望に合わせて、スピーキング、発音クラス、プレゼンテーション、試験対策など様々なコースを用意しています。

滞在に関しては、内部寮と外部のホテル寮があります。
外部寮は2016年に完成した綺麗な施設で、屋上にバーやレストランがあってとてもオシャレでした。

2. BECI / バギオ

http://beci-academy.com/

こちらの学校は、スパルタの学校が多くあるバギオの中でも、カリキュラムの良さや、施設の綺麗さで人気があります。

特に発音強制の専門プログラムでネイティブの先生から発音を直してもらえる授業があります。特に発音にこだわりたい場合にオススメです。

広々とした学校施設内で、しっかりと勉強していただくことができる学校です。

韓国人を中心に生徒が集まっていますので、日本人の割合が低い場合があります。

3. Storyshare / バギオorセブ

http://www.storyshare.jp/

日本人経営の学校で、バギオとセブの両方に学校があります。
CLメソッドと呼ばれる独自の英語授業とたくさん話すことができる授業の質に定評があります。

発音強制の授業もありますので、こちらもオススメですが、通常授業とは別料金になっています。

生徒の数が非常に少ない小規模学校なので、非常にアットホームな雰囲気です。生徒ひとりひとりの顔が見えるので、個人にあわせた授業や小回りの効くサポートに人気があります。

まとめ

以上、フィリピン人の英語力について、解説しました。

留学先としては、フィリピンはコストパフォーマンスもよく、優れていると思います。
そのかわり、しっかりとしたトレーニングを積んだ講師を採用している学校を選定することが重要です。

特に初心者の方にとっては、聞き取りやすいクリーンな英語です。

上級者にとっては、物足りなく感じるかもしれません。ネイティブ級を目指すなら、英語を母国語とする国を選ぶのが最適でしょう。