日本人経営のゲストハウスTALAが普通でない4つの理由。インターン中の社会人と女子大生に突撃インタビュー。

2020.01.15
バギオ特集

初めに

みなさんは海外旅行をする時にどんなことを準備しますか?
航空券、スーツケース、観光地雑誌など準備の段階から旅行のワクワク感は始まっていますよね。

そしてなんといっても旅の拠点、つまり滞在先の決定は旅の魅力をぐっと引き出すものになります。

ちょっと豪華なリゾートホテルを満喫したり、ゲストハウスで他の旅行者との出会いと交流を大切にしたりと拠点が違うだけであなたの旅はガラッとその色を変えます。

その中でも今回はフィリピンのバギオという場所にあるあるゲストハウスの記事です。タラが多くの日本人から愛され、口コミでマニラや日本からわざわざバギオのタラに宿泊に来る3つの理由をご紹介します。

◆この記事はこんな考えをお持ちの方にぜひ読んでいただきたい内容です。
・なるべく費用を押さえてかつ旅の気分を楽しみたい。
・日本でならゲストハウスをよく利用するけど海外はちょっと不安。
・旅先で日本人と仲良く話したい。
・旅先で海外の人々とかかわる機会を作りたい。
・フィリピンの文化や歴史に触れる経験がしたい。
・コーヒー好き
・NGO関連の活動に興味がある。
・海外でインターンシップをしてみたい。

また、この記事は初めにGuest House TALAのご紹介をした後に、実際に現地スタッフとして働いているインターンシップの2人のインタビューの内容をご紹介いたいします。

TALA ゲストハウス

フィリピンのコーヒーが飲める “Cafe Yagam” に併設されています。

タラがユニークな理由1:フィリピンなのに涼しい

天空都市の名が相応しいバギオの風景

フィリピンといえば沖縄より赤道に近いため常夏。クーラーがないと暑いフィリピン。扇風機は必須。しかしTALAゲストハウスのあるバギオは、首都マニラのあるルソン島の北部の山岳地帯にあり、標高は1500メートル。


天空都市と呼ばれ年中気温が穏やかで気温は平均最高気温は22度~25度程度、最低気温でも13度~16度程度と年間を通して安定しているのが特徴です。年間平均気温は19度ほど。

緑に囲まれた街にある。涼しく勉強しやすいので教育都市として栄え大学がたくさんあるので、フィリピン中から優秀な学生が集まる学生の街でもあります。

タラがユニークな理由2:とにかくオーナーがすごい!世界の果ての日本人にも出演。

バイタリティー溢れ、環境保護や
社会問題に誰より詳しい反町さん。
同時にいくつものプロジェクトを
いつも考えつき動かしているので超多忙。

ゲストハウスのオーナーは反町眞理子さん。現地バギオを中心に活動する現地NGOを創設された方です。バギオに20年以上住んでいて、日本ではメディア系としてバリバリに働いていた。その人生はまさに波乱万丈。とにかく真理子さんに運よく会えた時はバギオやその一帯コーディリエラ山岳地方のお話を聞いてみてください。あっという間に3時間過ぎます。
次回はこの反町真理子さんの特集を組みたいと思っています。

ユニークな人たちが宿泊に来る

そんな真理子さんの人脈は半端ありません。日本から大学の教授やマスコミ関係、起業家、アーティストなど様々な人が真理子さんのコネでタラに来る。
目的はバギオのあるコーディリエラ地方の研究や環境教育、文化交流など様々。

そんな真理子さんのエネルギッシュなアイデアとパワーに惹かれて語学留学からそのままインターンになる人もいる。いつも特殊な人がいるわけではありませんが、こんなに集まって来るゲストハウスは他にありません。

タラがユニークな理由3:森林栽培法で採れたコーヒーをだすカフェヤガムが1階にある。

ヤガムのコーヒーは豆の
選別、焙煎までしている。

併設されている『Cafe Yagam(カフェ ヤガム)』は、グーグルの技術を使って地域にインパクトを与えた世界中の起業家たちのビジネスから選ばれる世界的な賞を受賞。
以下新聞より引用 ”Cafe Yagam wins global competition”
Among the nine finalists, the local café is noted as the first in the Cordillera region to win the prestigious competition which recognizes inspiring stories by entrepreneurs around the world, maximizing the use of Google technologies to create impact in their business and community.

環境にも良い森林栽培法という手間暇がかかる地球に優しい農法で採れたコーヒー豆を使用。コーディリエラ山岳地方の涼しい気候を活かし、地元にも持続可能な生活を実現させる貴重なビジネスをサポートしている。

マニラやフィリピンだけではなく、日本のフェアトレードを推奨する企業やこだわりのカフェからも注文が入って輸出も行なっているので、ご興味のある方は
お問合せください。

<a class=”art-contact-btn” href=”http://gophilippines.media/contact/“>

>> カフェヤガムや森林農法のコーヒー豆の購入についてご質問・お問合せはコチラ!


環境保護NGOなだけあり、カフェヤガムでだされるフィリピン料理はマニラやセブでは食べれないコーディリエラ地方の昔ながらのオーガニックな食事メニューがある。

コーディリエラ地方の
ホームメイドソーセージ。
暖炉がカッコいい(バギオは寒い)

環境保護を考えているたメニューも自然と体に良いものが揃う。
商業化したマニラやセブにはない、フィリピンの(コーディリエラ山岳地方の)古き良きものが楽しめる。

さらに美味しいコーヒーが飲む得ることでも有名なので遠方からわざわざ噂を聞きつけてはるばる訪れる方もいるほど。
バギオに来たら一度は訪れたい有名カフェです。(カフェだけの利用も可能)

コーヒー豆の選別からやってるカフェは見たことない!

普通にコーヒー豆の選別してるのってすごくないですか?日本ではこだわりのカフェでも自家焙煎やってくるくらいじゃないですか。山岳地帯でコーヒー農家をサポートしているNGO団体CGN(コーディリエラネットワーク)が直営だからこそだと思います。よくカフェの前のスペースで豆の選別をおばちゃんやインターンがしてるので、頼めば快く豆選別を体験できますよ

もっと興味のある方は1日スタディーツアーもできちゃいます。

コーヒー豆の選別はひとつひとつ
人の手で行われています。

コーヒー農場 を見学、収穫のお手伝いができる1日スタディーツアー

コーヒー農園スタディーツアーの画像
現場でコーヒー豆の
選別も体験できる。

スタディーツアーは通常参加費1週間で15万円程度かかります。それがここタラのツアーではたったの3300円ほどです。地域の課題とその取り組みとしての森林農法の解説、ランチ、数時間かかる山道の交通費用も込み。

ジプニーの屋根に乗るYukinoさんの画像
山道では田舎なので、ど田舎なので
ジプニーの上に乗って移動もできます。
貴重な体験!眺め最高!

英語での解説もあるので英語学習にもなります。日本人インターンが付き添いにつく場合は日本語での解説もあり。主に週末に行われる。

>> 森林農法コーヒー農園1日スタディーツアーへのご質問・お問合せはコチラ!

タラのユニークな理由4:海外インターンシップに会える、受けれる

カフェヤガムの画像
インターンが手伝って豆の選別から行い
自家焙煎したコーヒーを飲みながら語り合う。

大学を卒業する前に休学して世界を、アジアを、発展途上国を、環境保護を、ボランティアより一歩踏み込んだことを、貢献を、経験を、、、これらのキーワードでインターンを探している人がインターンにやって来る。

インターンにくる学生は日本にいる大学生よりも海外に出ている分、休学している分、とても人生に真剣に向き合っている気がします。話していても忙しそうですが、目が輝いていて、なおかつフィリピンのスローライフスタイルも味わい幸せそうです。

以下にインターンをされていた社会人と休学中の女子大生がいたのでインタビューをさせていただきましたが、インタビューにもそれが溢れ出ています。

そんな彼らと同じインターンとして働くもよし、ゲストハウスの宿泊ゲストとしてコーヒーや手作りのワインを飲みながらテーブルを囲うのも、日本や普通の旅行ではできない味がある。

インターンインタビュー

インターン生プロフィール

社会人インターンTsuyoshiさんの画像
コーディリエラの山々に
囲まれるTsuyoshiさん

名前:Tsuyoshiさん
性別:男性
年代:40代後半
インターンシップ期間:6ヵ月間

日本では介護関係の仕事に携わっていたTsuyoshiさん。インターン開始前は3ヵ月間バギオの語学学校で英語学習に取り組んでいました。将来は海外青年協力隊に参加したいと考えています。

NGO団体CGNのフィリピン人仲間たちとYukinoさんの画像
フィリピンを象徴する乗り物ジプニーと
フィリピン人スタッフたちとYukinoさん

名前:Yukino さん
性別:女性
年代:大学三回生終了後休学
インターンシップ期間:1ヵ月

関西の大学で国際関係や社会学、経済学を専攻する学部に所属している。
大学3年終了後に1年間休学して、2ヵ月間バギオ英語留学、その後アメリカで2ヵ月間研修後再びバギオに戻りTALAでのインターンを始める。

TALAでインターンシップをしようと思った理由はは何でしょうか?

Tsuyoshiさん:もともと大学時代の大先輩と代表の眞理子さんが知り合いで、その話を聞いたことがあったのでゲストハウスの存在は知っていました。

ゲストハウスでスタディツアーをやっていることもなんとなく知っていて、語学留学中に実際に「コーヒー豆収穫ツアー」に参加してみたらコーヒーにももっと興味が湧いてきました。

コーヒーの実が赤いって知っていましたか?

英語を勉強する中で何か物足りなさも感じて、働く場で英語を使いながら実際に使える英語を身に着けたいと思ってやってみようと思いました。

Yukinoさん: バギオ留学にきてバギオが好きになりました。もともと東南アジアの国でインターンをしたいと考えていて他の国も探していたのですが、やっぱりバギオに戻ってきたいと思いこのTALAのインターンにたどり着きました。

インターン先はここしかないと思ったので、直接眞理子さんにメールして直談判でお願いしました(笑)。

コーヒー豆の選別をするYukinoさん

ゲストハウスTALAの大切にしていることを教えてください。

Tsuyoshiさん:ゲストハウスなのでお客さんに快適に過ごしてもらうのはもちろんです。施設を清潔に保つとか、利用しやすい空間を提供するとかも大切ですが、それとは別にとくにホスピタリティを大切にしています。つまり、来てくださったゲストの方々にインターンが積極的に話しかけてゲストとゲストをつなぐ、ゲストとフィリピン文化をつなぐことを意識しています。

これはこれまでのインターンから引き継がれていることの一つでもあります。

ゲストの交流の場であるリビングルーム

TALAは特にリピーターで来られる方が大変多くて、リピートで来られた方々はほぼ100%の確率で「~君おらんの?」とか「~さんは元気してる?」と以前のインターン生の名前を口々に出してくれるんです。

そしてそのあとには必ずと言っていいほど、「~君には前来たときに良くしてもらったんだよ」と昔話を楽しそうに語りだしてくれます。

それを聞く度に心があったかくなってとてもうれしい気分になります。
そういったときに、先輩インターン生から何度も飽きるほど聞かされてきた「また来たいと思ってもらえるゲストハウスにする」ということなんだなあと感じます。

なので、人と人とのつながりを大切にすること、またゲストさんがそのつながりを感じることができるのがTALAの特長だと思います。

他のゲストハウスとは異なる特徴はありますか?

Yukino:はい、共同スペースのハンドソープや台所洗剤には「Human Nature」のオーガニックの製品を購入して常備するようにしています。環境NGO団体にも加入しているので、TALAに滞在するだけでより環境にやさしい生活を送っていただけるような工夫を考えています。

“Human Nature”の洗剤が常備されています。

日本では当然とされているかもしれませんが、ゴミの分別の文化はまだまだフィリピンでは浸透していません。TALAのゴミ箱は三種類あって、生ごみはミミズ 堆肥 にするなどもしています。買い物のためのエコバック販売なんかもしているんですよ。

どのようなゲストが訪れるのでしょうか。

Tsuyoshiさん:まず国際でいえば6~7割は日本人です。繁忙期になるとマニラ出身でバギオでゆっくり羽休めするためにお越しになるフィリピン人や海外からのゲストもいらっしゃいます。

「Cafe Yagam」のコーヒーを目当てに来られるコーヒー好きの方やアーティストの方々は集まりやすいです。
ただのコーヒー好きではなくて、日本で自分の移動販売コーヒー店を持っていてフィリピンのローカルのコーヒー豆を手に入れに来た方や、バリスタ兼コーヒー講師の方、コーヒー豆のバイヤーなどディープな方々が集まるんです。

アーティストと言えば、TALAの証明は以前にお越しいただいたアーティストの方に作成していただいたものなんですよ。壁にかかっている絵画も一緒です。

たまーに音楽家を招待したプチジャズコンサートを開いたりなんかもします。

アーティストSHOKOさんとイフガオ族の伝統技術を組み合わせたランプ
SHOKOさん作成のランプが照らす絵画もアーティストさん遺贈の作品です。

ちなみに代表の反町眞理子さんは一緒に働いてみてどんな印象ですか?

Yukinoさん:パワフルなお方です(笑)
まずは行動力がすごいです。一見無茶苦茶なことを言っているかのようでも、説明を聞くうちに説得させられちゃうというか。言葉に覇気があるので引き付けられてしまいますね。

そもそも言っていること全てが絶対に実現可能だと信じているんだと思います。
ただし、言っているだけでなく陰で人一倍十倍百倍もの努力をしているのを私たちインターンは知っています。

なので一緒に仕事をしていると何か自分にできることはないか、助けられることはないかと自然に探しています。だから人望もあるのだと思います。

お2人がインターンで学んだことを教えてください。

左 Yukinoさん 右 Tsuyoshiさん

Tsuyoshiさん: 私はCafeの業務を主に任されているのですが、 まずフィリピン人は優しくて、面白くて、愉快な人ばかりなので業務中で彼らとかかわっている時間はとても楽しかったです。

フィリピン人は性格上時間にルーズな部分もあってそれが仕事にもたまに出るときがあるのですが、自分は日本のスタイルを貫いて働き、それをフィリピン人スタッフもまねして行動してくれた時は認めてもらえたようで嬉しかったです。

言語が違って文化も違っても認め合うことはできるんだなあと実感しました。
最近はスタッフからも「Tsuyoshi、Tsuyoshi」といつも呼ばれて頼られるようになって信頼が築けてきているのも感じます。

あとは、生きた英語を聞くことができるのでとても英語の勉強になっています。語学学校で習う単語や表現ももちろん重要で生活で使いやすいものが多いですが、ここで働くようになって得た知識もたくさんあります。

スタッフは英語の先生じゃないからわかりやすく言い換えたりしてくれないのでそれが逆にスパルタの勉強になっていますね。

ここにきて何か変わったというよりは、日本に帰って生活していく中で気づけることがたくさん出てくるんじゃないかなと感じています。
バギオで学んだこと、感じたことがさらに知識として頭の中で整理されていくと思うしバギオをもっと好きになってまた絶対に来たいと思えるはずです。

インタビュー後にTsuyoshiさんが淹れたコーヒーをいただきました。

Yukinoさん:いろいろな人々に出会って組織で働くことの大変さを実感しました。いままでも日本でバイトはしていましたが、それはまだ学生気分でできていたんです。でもそれとは違った緊張感・責任感を持って業務ができ、価値観が広がりました。

初めはコーヒーツアーの作成なんかも、一体だれのためにやるんだろう、とただ言われたからやっているだけの作業でしたが、準備をして現地のスタッフと関わったり、興味を持ってくださる参加者の方々と関わるうちにもっとたくさんの人に知ってほしい、参加してほしいと思うようになってそれがやりがいでもありました。

失敗もたくさんしたけど、学生では絶対に経験できないもので社会に出る前に経験ができたことが何よりも私の財産になっています。

タラの施設

シングルルーム、ダブルルーム、ドミトリータイプの部屋タイプがあります。どの部屋にもシャワールームが完備され、キッチンも備え付けられているので長期滞在したい方にもニーズがあるゲストハウスです。

まとめ

私も取材するにあたってTALAゲストハウスに一泊だけ滞在させていただきました。リビングルームでは、出身も年齢も職業も全く異なる人々が団らんと自分のもっているストーリーを語り合っていました。

そこにいるだけで新しい人との出会い、知識との出会い、知らない世界との出会いがあるとても素晴らしい空間でした。

バギオに滞在中の方、語学留学をお考えの方、観光で来られる方、どんな方でも歓迎してもらえるTALAゲストハウスにぜひ一度訪れてください。

基本情報

・住所
 25 J.Felipe Street, Gibraltar, Baguio City, 2600 Philippines

タクシードライバーに「ジブラルタルロード(Gibraltar Road)」「ホテルエリザベス(Hotel Elizabeth)」とお伝えください。ホテルエリザベスから徒歩3分ほどにあります。

・電話番号(日本語OK) 
 +63-(0)920-969-1619 (smart)
 +63-(0)977-705-7831 (globe)

・営業時間:
 現地時間8:00AM-8:00PM(日本時間9:00AM-9:00PM)

・メールアドレス:tala.guesthouse@gmail.com

・宿泊料金:
 ドミトリー:1人700ペソ 
 シングル:1部屋1300ペソ
 ダブル:1部屋1700ペソ 

詳しくはhttps://www.tala-guesthouse.org/まで

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Ryo Watanabe
大学1年間休学して、フィリピンで語学留学ののちにスチューデントマネジャーとして働いています!皆さんのお役に立てる留学エージェント目指してます!